初デートや2回目のデートなどで、てっとり早くお相手のことを知るためにおすすめの話題が、「お相手の両親・家族のこと」です。
どういうことか、詳しく見ていきましょう。
目次
子は親の鏡。
あなた自身も思い当たる点があるかと思いますが、子というのは、人格形成の過程で何かしら親の影響を受けるものです。
それは話してすぐに分かるような何気ない立ち居振る舞い、誰が見てもすぐに分かる類のものの事もあります。
あるいは食生活・生活習慣・物事の考え方・感じ方・お相手が交際相手に求めるもの・交際相手との距離感など、何回かデートを重ねたり、長い時間を一緒に過ごさないと見えて来ない感覚的なものまで、広範に渡ります。
お相手と同性の親の姿が、そのまま将来のお相手の姿だったりすることも少なくはないと言います。
すべてのケースでそれが当てはまるわけではありませんが、お相手の将来の姿をイメージする上では、お相手の親のことを知ることは決して無駄にはなりません。
お相手の両親・家族の話から分かること。
両親が仲が良いと、当たり前ですが、その家庭は温かいものとなります。
子を含めた家族の仲も良くなり、家族同士のコミュニケーション量が多くなり、結果的に子供は愛情深い性格に育ったり、お互いに助け合ったりする風土が生まれやすくなります。
そのお相手の両親の仲が良かったり、家族間の仲が良いと、あなた自身もこの事の恩恵を受けられる可能性が高くなります。
例えばもしもあなたとお相手が交際に発展し、いつか喧嘩やすれ違いなどで関係が危うくなったとします。
それでも、温かい家庭でコミュニケーションをとり関係を良好に保ってきた経験値の多いお相手なら、さじを投げず、二人の関係改善のための前向きな提案をしてくれたりします。
僕の経験上でも、両親の仲が良かったり、家族間の仲がよい家庭で育ったお相手は、愛情深く、コミュニケーションですれ違いがあった場合も、さじを投げない傾向があると感じます。
お相手の男女のコミュニケーションに関する価値感が分かることも。
一番身近な「男女」である両親の関係性は、そのまま子供の恋愛観、結婚観に深く影響を与えている事があります。
仲睦まじい両親のもとで育った子供は、両親を真似て同じようにあたたかい家庭を築こう(築きたい)と自然に思っている所があり、お相手とのコミュニケーションも積極的・肯定的にとろうとする傾向があります。
逆に不仲な両親のもとで育った子供は、そもそも男女の関係に懐疑的であったり、性愛を含む男女の関係に後ろ向きなケースが多いと感じます。
よく言う「犬っぽい」「猫っぽい」というのも、そのまま両親の関係性を反映していることも少なくはないのではないでしょうか。
具体的な質問例
あまり踏み込みすぎると警戒されたり、常識の無い人だと思われてしまうリスクもあります。
下記のような具体的すぎずふわっとした、ライトな質問をしてみると良いと思います。
- お父さん(お母さん)はどんな人なんですか?
- お父さんとお母さんは仲が良い方ですか?
- (お相手の方は)お父さんと仲は良いですか?
- (お相手の方は)お母さんと仲は良いですかか?
- ご兄弟はいらっしゃいますか?
- 兄弟と仲は良いですか?
- (お相手の方が自分で)両親と似ているなって思う時はありますか?
- (お相手の方が自分で)兄弟と似ているなって思う時はありますか?
まとめ:両親・家族の事を気けば、そのお相手への理解が深まる。
僕自身、デートの初めで何か話が噛み合わなかったり、ん?と思う時はありました。
こんなときもさじを投げずに、前向きにお相手の両親・家族の話を聞いていくことで、「なるほど、こういう両親のもとで育ったことで、この人はこういう◯◯な考え方をするようになったんだなぁ」と、ストンと腹に落ちた経験が何度かあります。
こうした話を先に共有しておけば、お相手への理解が深まりますし、お相手も自分の事を(さっきまでよりも)より理解してくれたのだと安心してくれ、その後の話題は自ずと弾むことも多いです。
同じ日本であっても、全く違う環境で育った二人がアプリで出会い、初めから完璧に意気投合できるような事は稀だと思います。
もしもお相手とのコミュニケーションで壁を感じたときなどは、ぜひ思い出して実践してみてくださいね。