交際にまで発展した方、まずはおめでとうございます。そのままハッピーオーラ全開で、ストレートに結婚までいけると最高ですよね。
しかしながら、交際まで発展しても、その先にもトラブル・障害がたくさんあるのも事実です。婚活仲間の話でも、結局結婚まで至らなかった、という話は本当によく聞きます。
事前に色々なリスク、ケースを想定しておくと、いざというときに対処もしやすくなります。詳しく見ていきます。
目次
気を抜かないで!交際してからも起こりうるトラブルとは?
ライフスタイルが合わなかった
全く違う環境で育ってきた2人が婚活アプリや婚活パーティーで出会うのですから、当然と言えば当然の事かもしれません。
下記のようなライフスタイルの不一致がいくつか当てはまり、結果的に交際を続けていくのが難しいな、となるケースです。
- 連絡の頻度に温度差がある
- 遅刻が多い、時間にルーズ過ぎる
- 相手が特定の行動(TVやゲーム等)ばかりしている
- 家事を全然してくれない
- 相手の家の水回りが汚い
- 相手の部屋が汚部屋、散らかりすぎ
- 家事などにマイルールが多過ぎて窮屈
- 起床や就寝時間が違いすぎる
- いびきや歯ぎしりがすごい
交際してお互いの家に行ったり、交際前と違う過ごし方をしてみる事で、初めて分かる事も多いですよね。
自分が当たり前と思っていることと、お相手が当たり前と思っている事に乖離があると、お互いにストレスが溜まりがちです。
お互いに譲れないポイントはどこなのか、譲歩できるポイントはどこなのか?
致命的な喧嘩などに発展する前に、話し合う場を持つと良いでしょう。
結婚観の違い
男性は、結婚がしたくて結婚するというより、その女性と一緒に過ごしたいので、
対照的に、女性は出産リスクなどを考え、とにかくまずは結婚という形式そのものを重視する傾向があります。
男性が「ずっと一緒にいたいね~」などと言っても女性は全然安心できず、「じゃあ具体的に話を進めて欲しい」というのが、大半の女性の本音です。
考えられる歩み寄りとしては、
男性なら一緒に住む時期、両親に挨拶に行くタイミング、結婚式は後でもまず籍を入れる提案をするなど、どこかのタイミングで具体的な話を進められるように、準備や心構えをしておきましょう。
女性は、逆に結婚を焦るあまり、男性を詰め過ぎないようにしましょう。あなたがダメ出しなどをすれば、それだけ男性は引いてしまったり、あなたへの愛情がなくなってしまったりして、元も子もなくなってしまいます。
また、特に男性は経済面などで、結婚に関して不安を感じて前に進めない人も多いです。
「貯金ほとんどしてないしなぁ…」
「今の自分の年収ではダメだ。年収が○○万円になったらプロポーズしよう」
といった事を考え、結婚したい気持ちはあってももう一歩を踏み出せない男性も多いです。
もしもお相手が経済面で不安があって結婚を踏み出せないのであれば、そこは共働きでサポートできる事を伝えたりしましょう。
あるいは、自分が貯金を多めにしているから、最初の物入りな時期はひとまずそれで何とかしよう、などと女性も具体的な提案をしていきます。
このように、お相手の心情を理解して、結婚を前向きに進められるように背中を押してあげられる方法はないか考えてみましょう。
いずれにせよ、結婚観が男女で違う事を前提に、相手の立場に理解を示しながら、歩み寄る姿勢が大切です。
友達を紹介してくれない
第三者がいることで、交際している当人同士の関係にも深みや豊かさが生まれます。
お相手が友人などの第三者を紹介してくれないと、「この人は社会性に問題があるのではないか?」「自分の事を信用してくれていないのではないか?」などと不安になる事もあります。
引っ越してきて間もない等の特別な事情がない限り、普通に暮らしていれば親友の一人や二人はいてもおかしくないはずですしね。
また、お相手の友人と親しくしておくことで、いざ当人同士がすれ違ったりした時に、アドバイスをくれたり、強力な助け舟を出してくれる事などもあります。
お相手との関係が築けて来たら、さらにお互いの友人を紹介し合うのも良いでしょう。
友達が多すぎる(パリピだった)
今度は、逆に友達を紹介されまくる、というパターンです。
その相手と2人でデートをしたいのに、毎回なぜか新たにお相手の友人を紹介されて、3人以上でのデートを強要されてしまう。
稀にこういう事もあるようです。
交際する前に、「友達は多い方?」「どんなデートが理想?」などとさりげなくパリピかどうかの探りを入れていくと良いでしょう。
ネットワークビジネスをやっていた
よくある話では、初デートや2回目のデートの時などにネットワークビジネスの話をもちかけられるというもの。
ですが、中には敢えて交際後にネットワークビジネスの勧誘をしてくる相手もいるようです。
交際後のほうが、首を縦に振ってくれる可能性が高いと考えているのでしょう。
余談ですが、以前初デートの相手とご飯を食べている横で、
まさにネットワークビジネスの勧誘をしているのを目撃したことがあります。
傍から見ていてもあまり気持ちの良いものでは無かったですね…。
これは、気になる場合は交際前に「ネットワークビジネスの勧誘とかしないよね?」「壺とか買わないからね?w」などと、冗談っぽくでも確認しておくのが良いでしょう。
あるいは、「付き合ってる人から勧誘されても、絶対にやらないな~」などと、「こいつは勧誘しても無駄だな…」と思わせる事が大事です。
特定の信仰や宗教に熱心だった
お相手が、あなたにも同じ信仰態度や宗教を熱心に進めてくるようであれば、あなたが許容できるものでない場合、交際の継続は難しいでしょう。
普通に見分けるのは難しいので、
「宗教とか、何か入ってる?」などと、交際前にストレートに聞いてみると良いかもしれません。
タバコやギャンブルをする人だった
プロフィールでは「喫煙しない」と言っていたのに、家に行くとライターや灰皿が。実は愛煙家だった…という事も。
また、休日の過ごし方が不透明なので問い詰めたら、実はパチンコなどギャンブルに行っていた、というケースです。
これも交際前に見抜くのは難しいので、タバコの銘柄についての知識をさりげなく探ってみるとか、
パチンコとスロットって何が違うのかな?などと、やっている人しか詳しくないような事を聞いてみるなどして、
お相手をよく観察してみると良いでしょう。
体臭がきつかった
交際して物理的にもより距離感が近くなると、お相手の体臭が気になることがあります。
匂いがあっても気にならない場合と、一度気になると無理!という場合など、色々なケースがあるようです。
折角付き合っても匂いが無理で別れざるを得ない、というのは悲しいですね。
心配であれば、交際する前に物理的に相手に接近出来る機会を設けてみましょう。(一緒に雑誌を見るなど、あくまで自然に)
また、体臭の治療が可能であれば治療を提案したり(デリケートな話題なので慎重に)するなど、お互いに納得できる解決策を模索すると良いでしょう。
お家デートばかりでイヤ
お相手が元々インドア派で、あなたがアウトドア派だった場合、いざ付き合ってみると、ここが障害になることがあります。
交際前までは食事デートなどが基本になりますから、意外と盲点になりがちなようです。
外出・アウトドアデートばかりでイヤ
反対に、一方が外出したがり・アウトドア派だった場合にも不一致が起こり得ます。
交際前に、休日の過ごし方や理想のデートについて、しっかりと確認しておくと良いでしょう。
セックスや性生活の相性が悪かった
こればかりは交際前に確認することが難しいので、運の要素もかなりあるとは思います。
男性・女性ともによくあるのが、
「相手が下手すぎる」「相手が消極的すぎる」「相手が積極的すぎる」などのケースがあるようです。
また、「相手が理解できない特殊な性癖を持っていた」といった事も。
これもある程度お互いにこういうセックスが理想、というのを話し合って、歩み寄るしかないでしょうね。
相手が遊びやヤリモクだった
女性の話を聞いていても、婚活界では最近「交際込みヤリモク」というのが本当に多いようです。
交際して体の関係を持った後に、徐々に相手が仕事などで忙しくなり、連絡頻度が減っていきます。
そして、女性の気持ちも冷めてきてお互いに連絡も疎遠になり、いつのまにか男性もフェードアウト、というパターンです。
これまでの一般的なヤリモクが露骨にワンナイトを狙って来たりするのに対して、この「交際込みヤリモク」は、遊びなのか本気なのか見分けるのがきわめて困難です。
女性であれば簡単に体の関係を許容しないなど、お相手を冷静に見つめるのが良いでしょう。
「最近は交際込みヤリモクなんていう人が本当に多いらしいから、不安なんだよね…。○○君の事を信じていないとかじゃないけど、私も真剣に○○君の事が好きで、◯◯君との将来の事も真剣に考えたいから、体の関係はもう少し待ってもらえないかな?」
などと提案しても良いかもしれません。お相手が本気であなたとの関係を考えてくれていれば、了承してくれるでしょう。
(さすがに2ヶ月以上おあずけ!などと言うと、相手がヤリモクでなくても、呆れられてしまうかもしれませんが^^;)
まとめ。交際しても気を抜くべからず
婚活って、結婚するまでが婚活なんですよね。
せっかく交際まで行けても、何か1つトラブルがあれば、またお相手探しの婚活地獄へ真っ逆さま…なんてこともよくあるのが、婚活界の常。
交際に発展する事ができても浮かれすぎず、気を抜かないようにしましょう。
そして、お相手ともっと仲を深めていけるよう、お互いに努力や工夫をして「結婚するならやっぱりこの人!」という良好な関係を築いていきたいものですね。